イタウバ~水中でも30年腐らない木~初心者におすすめするトークセンの道具

このブログでおこなう事の一つですが、木材別で初心者におすすめのトークセン道具を紹介しています。

イタウバ・・・
あなたはこの木材の名前を聞いたことがありますか?水中でも30年も腐らないという特性は、科学者や職人たちを魅了してきました。実は、この驚異の木材がもたらす利点は数多くの興味深いストーリーに繋がっています。

かつてブラジルではイタウバを使って造船をしていました。イタウバで造った船が長寿命で腐りにくいことから、航海者たちに愛されたと言われています。そうした歴史的なエピソードは、イタウバの特性に更なる興味を抱かせますよね。

イタウバのコーン
トークセン屋さんについて
セラピストとして15年以上施術をしながら、様々な木材を使用した様々な形の日本製トークセンの道具の製造をしています。 25種類の木材と、34種類の形状を保有するトークセン道具の専門家です。 おそらく日本一トークセンの道具を扱っていると思います。
 
トークセン屋さんが運営するトークセンショップ

toksen.theshop.jp

トークセン屋さん公認Amazonのショップ20240122173240

トークセン屋さん公認のメルカリアカウント

20240122121049

 

イタウバの概要

気乾比重0.70~0.93(水が1.0です。)
イタウバは、油分が多く、滑らかで、硬いので、ウッドデッキの材料として非常に人気です。原産国のブラジルでは昔から船、橋、枕木、電柱などに使用され、水中でも30年以上もつほど耐久性に優れた木材です。

同じくウッドデッキの素材として有名なウリンと比べると、
硬さではウリンに劣るものの、油分が多く滑らかな為、素足で歩けるウッドデッキが作れます。

油分が多いので手触りは抜群です。トークセン用に削ったウリンはスベスベですが、イタウバはしっとりしていてグリップが効きます。

香りは若干甘いような油っぽい香りです。油分が多い分、粘りもあるように感じます。

イタウバのトークセンセット製作ストーリー

イタウバでのトークセンセット製作は、ウリンで製作をした後でした。

ウリンは硬くて丈夫で水にも強いですが、ささくれやすくなっています。

もちろんトークセンの道具として製作しているので、ヤスリで削って滑らかにしています。そして削るとつるんとした感じです。でもよく見ると節っぽい感じはあります。
何度も叩いて傷がつくとそこからささくれる可能性があるので、そうなる前に手入れが必要です。
削ればウリンも十分に手触りが良いのですが、調べるとイタウバがウリンよりも滑らかで、しかもウッドデッキにしたら素足で歩けるらしいという事が分かったので、凄く気になって製作を決めました。

結果、イタウバは、しっとりとしていました。油分を強く感じます。
この感じは、本チークパロサント(緑檀)と非常に似ています。

これはヤスリ掛けをしているとよく分かります。油分の多い木は削りカスもしっとりしていてすぐに目が詰まります。削り作業は大変ですが、仕上がると非常に滑らかで手に吸い付きます。

まとめ イタウバのトークセンセットはこんな人におすすめ

・何年も愛用したい
水洗いをしたい
・手入れは最低限にしたい
・丈夫で多少乱雑に扱っても問題無いものがいい
・日本製の中で安価なものが欲しい
イタウバは今まで扱ってきたトークセンの中で一番水に強いです。これが第一の特徴です。
非常にコストパフォーマンスが良く、長く使えます。初心者の一つ目のセットにおすすめです。

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